清水寺
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、国宝と重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並びます。創建以来、10度を超える大火災にあいそのたびに堂塔を焼失しましたが、篤い信仰によって何度も再建されました。現在の伽藍はそのほとんどが1633年に再建されたものです。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
相關景點
鴨川
鴨川は京都市を南北に貫く全長23キロの河川です。鴨川下流の「四条」地区に位置し、東には「祇園」、西には繁華な「河原町」があり、京都の商業中心であり、また代表的な観光スポットでもあります。春の桜や秋の紅葉が特に人気で、多くの観光客が訪れます。夜には鴨川の両岸が華やかに照らされ、ロマンチックな雰囲気が漂います。
白川南通
祇園白川とは、祇園の近くに位置する白川南通を指し、京都でも最も古風な石畳の街道の一つです。この通りには江戸時代末期の建物が多く建ち並び、古色古香な雰囲気を漂わせています。
宮川町
京都には、八坂神社の門前に「祗園甲部」「祗園東」、鴨川の流れに沿って「先斗町」「宮川町」、そして北野天満宮の近くに「上七軒」と5つの花街があり、総称して京都五花街といわれています。
京都の花街は江戸時代から続く、歌舞、音曲（おんきょく）のたぐいを専門とする芸妓、舞妓がお茶屋の座敷でお客様に芸を楽しんでいただく場所で、花柳界ともいわれています。
石塀小路
京都府南部、京都市に位置する「石塀小路」は、高台寺通りと下河原通をつなぐ、石畳と石塀が残る小路です。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
この道は明治末期から大正時代にかけて形成され、かつては両側に町屋が立ち並んでいました。町屋の石垣がまるで石塀のように見えることから、「石塀小路」という名前がついたとも言われています。
花見小路通
花見小路通（はなみこうじどおり）は、京都市の南北の通りの一つ。北は三条通から南は安井北門通まで約1km、祇園の中心を通るメインストリートである。 四条通を境に北側と南側で雰囲気は大きく異なる。四条通以北は、バー、クラブ、飲食店、居酒屋などが入居するテナントビルが立ち並ぶ。 四条通以南はもともと建仁寺の領地であったものが明治政府の神仏分離令と上知令の発布によって建仁寺の領地は没収された同時に、祇園甲部の移転により建仁寺と四条通までの間が明治期以降発展した。由緒ある茶屋や料理屋が立ち並ぶ。
祇園
祇園は京都の繁華街を代表する場所で、舞妓や芸妓の舞を楽しめる「花街」として知られています。「祇園」は八坂神社の前に位置し、四条通を主要な通りとして、鴨川から東大路通りや八坂神社まで続いています。沿道にはお茶屋、日本料理店、バーが立ち並び、有名な歌舞伎劇場「南座」もあります。
辰巳神社
京都御所より辰巳の方向（南東）にあることから｢辰巳大明神｣と呼ばれ、もともとは南東の方角を守る神社でした。祇園白川のほとりにあり、祇園の人々からの信仰が厚く、特に芸事の上達を願って手を合わせる芸妓さん舞妓さんの姿がよく見られます。「祇園のお稲荷さん」とも呼ばれ、御祭神は狸（たぬき）。これは、かつてこの界隈に住んでいた狸がイタズラをして人々を困らせていたため、狸を祀る祠を立てたところ治まった、という逸話によるそう。
八坂神社
八坂神社（やさかじんじゃ）は、京都府京都市東山区祇園町北側にある神社。二十二社の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社の総本社であると主張している。通称として祇園さんや八坂さんとも呼ばれる。祇園祭の胴元としても知られる。
安井金羅比神社
安井金比羅宮（やすいこんぴらぐう）は、京都市東山区にある神社。旧社格は郷社。通称「縁切り神社」の別称で知られる。
最も人気があるのは境内にある「縁切り縁結び碑」です。拝殿のそばにあるこの高さ約1.5メートル、幅約3メートル、絵馬のような形をした巨石は、悪縁を断ち、良縁を結ぶ力があるとされています。
建仁寺
臨済宗建仁寺派の大本山。1202年栄西禅師が建立した京都最初の禅寺。1586年ごろ、安国寺恵瓊により再興され、五山第3位の格式を持った。勅使門は、銅板葺、切妻造りの四脚門で、扉に矢痕があるところから矢の根門とも呼ばれる。方丈は、柿葺、単層入母屋造で、1599年に安芸の安国寺から移築した。白砂を敷きつめた枯山水庭園がある。俵屋宗達作の風神雷神図は有名。法堂天井には畳108枚分の大双龍図が完成。
高台寺
高台寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。山号は鷲峰山。本尊は釈迦如来。寺号は詳しくは高台寿聖禅寺と称する。豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾後の院号である高台院にちなむ。禅宗寺院であるとともに、秀吉と北政所を祀る霊廟としての性格を持った寺院である。元々は黄金八丈の阿弥陀如来像を安置する雲居寺の境内であった。